ベラジオ 雅び 京都洛央
重厚な黒色御影石と格子を配した外観に、庭園を思わせる石畳、植栽。 格式ある洛央の地に、その由緒にふさわしい姿を現代の感覚で描きました。
外観デザイン
洛央の地にふさわしく、京都らしい閑雅を描いたデザイン
外観デザイン
シンボリックな冠木門が都心の静域へと誘う
共用部
新進の若手芸術家とともに、建築と芸術の融合を目指して
エントランスには新進の若手芸術家の作品を展示。 建築と芸術の融合という挑戦を通して、若き才能の育成を目指します。
アーティストコラボ作品
京都 鴨川に育まれた、瑞々しい感性で描く祈りの心
鴨川に佇むと、石が水流や風で削られて形を変え、岩は石になり、石は砂になり、また砂が押し固められてプレートになり、大地になって、また岩になっていく。そうした自然の循環を感じます。
鴨川を起点に作品を描きながら、大きい時間軸の中で自分が生を受けていることの尊さや、大地に対しての畏敬の念を感じ、そうした思いを絵に込めて、絵を描くことで、自分が祈っているような感覚になることを目指しています。
暮らす方々が絵を少しでも見て、触れて、何か感じていただければ、すごくうれしく思います(進士 三紗氏)
若手芸術家とのコラボレーション
今回の「ベラジオ 雅び」シリーズの大きな取り組みは、若手芸術家の起用によるエントランス・ギャラリー。
京都の地は、長い歴史のなかで優れた芸術・文化を創出し、数々の芸術家を育んできました。
その鋭意の継承は、伝統作品を愛でるばかりでなく、現在の目と手により生み出す力を育むことで真に実りある営為となるのではないか。
そんな京都文化の一翼を担う社会貢献の志から、このたびの新進若手作家とのコラボレーションとなりました。
「ベラジオ 雅び」は、建築と芸術の融合という挑戦を通して、若手芸術家の育成を目指していきます。
制作アーティスト
油画
進士 三紗 氏
1998年京都府出身。2021年京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業。
フリーランスフォトグラファーとしてエディトリアルなどでクライアントワークを行う傍ら、 油絵と写真の両方のジャンルで表現活動を行っている。現代の消費社会からの原点回帰として、時間の永遠性と物質の循環をテーマに作品制作を行う。画では石をモチーフにし、自然界と自己の相互的な作用を絵画に落とし込む試みを続けている。