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ベラジオ 雅び 京都西院

ベラジオ 雅び 京都西院

ベラジオ 雅び 京都西院

2021年7月竣工京都市右京区

architect ─ 建築デザイン

格子や円窓モチーフのデザインで京の品格を映し、エントランスへと続くアプローチには、鳥居の色をイメージした朱赤の壁で華やかさを演出。暮らす人、訪れる人を雅びに迎えます。

外観デザイン

町並みに異彩を放つ進化系和モダンの外観デザイン。

純和風な建物の少ないエリアにおいて、和のデザイン美が異彩を放ちます。丸窓モチーフの入り口扉や、鳥居の色をイメージした朱赤の壁、雲母唐長オリジナルの文様ガラスで、京の品格漂う「進化系和モダン」の外観デザインを実現しました。

和のしつらい

丸窓モチーフ・格子・坪庭をはじめとした「和」の演出

入り口には丸窓モチーフのデザインを、エントランスへと続く道には格子をあしらい、奥には大きな壷が際立つ坪庭を配置。壁面タイルや大理石、木の質感や光の演出など、建築家の技が光る「和モダン」空間をお楽しみ頂けます。

artist ─ アーティストコラボ作品

「雲母唐長」の唐紙師・トトアキヒコ氏による、唐紙アートを常設。古来より伝わる文様には、暮らす人の静かで健やかな日々への祈りが込められています。

アーティストコラボ作品

「松に鶴」 ─ エントランス

アンティークシルバー調に染めたシャンパンゴールドのように輝くこの作品の地色は、朝晩の光と共に美しく揺らぎ変化します。
そこに静謐なブルーグレー色で角つなぎ文様をうつしとり、さらに、木々の文様を重ね、象徴的に鶴を2羽描きました。
それぞれの文様が光により変化した表情を見せ、手仕事ならではの陰影のゆらぎを感じていただけます。
角つなぎは、生と死と再生を司る祈りの文様であり、絶えることなく続くこと、つながることへの感謝を表し、松は、吉祥を招く縁起の良い神木であり、鶴は、幸せと長寿をもたらす瑞鳥となり、この地に住まう人々の暮らしと繁栄を守ることを願いました。(唐紙師トトアキヒコ氏)

「雲母唐長 オリジナル文様ガラス」 ─ 外観

「松に鶴」とエントランス文様ガラスに用いた角つなぎ文様は、お客さんとの良縁だけなく、関連する人、取引する人たち全ての方々を含む、目に見えない様々な人々の恩恵によりこの建物が存在することを表しました。
脈々と受け継がれる命の営みを表した文様には、周囲への感謝を忘れずに、地域に根ざし生かされたブランドでありたいとのメッセージです。
日本ホールディングスさんを通じて、関わる人たちが大いに発展し、実り豊かになるという願いを込めたいと思います。(唐紙師トトアキヒコ氏)

唐紙・唐紙アートとは

唐紙の版木(はんぎ)とトトアキヒコ氏

唐紙は文様を彫った版木に絵具をのせ、和紙に文様をうつしとった美しい装飾紙です。平安時代に料紙(文字を書くための装飾紙)として伝わり、和歌や詩歌を書いたり写経をしたり「人々の想いをのせる」為に使われました。鎌倉~室町時代の頃からは衝立や屏風、襖や壁紙といった室内装飾として使われていくようになります。
そして江戸時代になると唐紙の文化が花開き、武家・公家・町屋・商人・茶人と、幅広く愛される時代になっていきました。
しかし近代になって人々の暮らしが変わっていくにつれ、和室という文化が無くなりつつあります。和室の衰退と共に襖などの唐紙を愛でる機会もまた失われようとしており、強い危機感を覚えました。和室以外に唐紙を愛でてもらう方法はないかと考え、試行錯誤の末、アートという道にたどり着きました。
絵画や写真を愛でるように、和室を持たない人も唐紙と向き合ってもらえる。美術の世界に唐紙の道を作るということは世界中の人々にも唐紙を伝えるきっかけになる。そんな想いから、唐紙アートは生み出されました。(語り:雲母唐長・唐紙師トト アキヒコ氏)

制作アーティスト

雲母唐長 唐紙師

トト アキヒコ 氏

トトアキヒコ氏

京都の養源院、三十三間堂本坊妙法院門跡、名勝・無鄰菴など数々の古刹に唐紙を納め唐紙の伝統を継承しつつ、アートとしての愛でる唐紙の新たな世界を築き、前人未到の道を切り拓く、唐紙アートの第一人者。唐紙の芸術性を自らの創作を通じて追求する。

"雅び"インタビューはこちら

outline ─ 物件情報

  • 所在地
  • 京都市右京区
  • 間取り
  • 1K+WIC・1K+SIC+WIC・1DK・1LDK+SIC+WIC
  • 住居専有面積
  • 25.77㎡~44.56㎡
  • 竣工
  • 令和3年8月
  • 構造・規模
  • 鉄筋コンクリート造、地上7階建
  • 総戸数
  • 72戸
  • ※現在は販売が終了致しました。
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