ベラジオ 雅び 京都西京極
人と人、人と街が交わる場所に、新たな「ベラジオ 雅び」。
シックな存在感を放つ端正なフォルムに、この住まいから始まる新しい暮らしへの期待を託しました。
外観デザイン
街の新たな象徴となる佇まい。新たな交流を予感させる意匠。
共用部
伝統美と技術が響き合う、迎賓のエントランス。
作品を手掛けたのは、絵師・冬奇氏。印刷データの制作においては、原画の魅力を損なわないよう細部まで調整を重ね、和紙ならではのやわらかな質感を残しながら、墨の濃淡や繊細な筆致を鮮やかに再現しています。
伝統的な美意識と現代技術の融合によって生まれたこの空間は、住まう方や訪れる方を静かに迎え入れ、日常に上質な彩りを添えます。
描いたのは、未来。 深海に宿る知と夢をモチーフに、住まう人の飛躍への願いを込めて。
アーティストコラボ作品
四海探究(しかいたんきゅう)
冬奇の「町絵師」
絵師という仕事は、単なる絵画制作とは異なります。かつて狩野派に代表される絵師たちは、屏風や襖絵など、生活空間に必要な絵柄を生み出していました。現代においても、絵師の役割は「生活に溶け込む美」を創り出すこと。依頼主の要望に応じて、暮らしのあらゆる場面に彩りを添えるのです。私の仕事の価値は、筆と墨が生み出す「偶然性」にあります。墨の滲みやかすれは、デジタルでは再現できない表情を持ちます。それは、筆を運ぶ速度、水分量、紙質など、無数の条件が重なって生まれる一瞬の美。日々の鍛錬によって培われた感覚が、線の強弱や余白の呼吸に宿り、作品に命を吹き込みます。さらに、絵師の仕事は「自分の作品を売る」ことではなく、「人の生活に寄り添う絵を描く」ことにあります。画家が個展を開き、自らの作品を額装して販売するのに対し、絵師は依頼主のために描き、その絵は生活の一部となります。納期や予算といった現実的な条件の中で、最良の美を追求する――その姿勢は、職人でありながら芸術家でもある絵師ならではの矜持です。そして、現代はAIやデジタル技術が絵を生成できる時代。しかし、筆で描くことにこだわる理由は、そこに「人間の手が生み出す不確定性」があるからです。絵師の価値は、機械には真似できない「人間の感覚と技術」が生み出す唯一無二の表現にあるのだと思います(京町絵師 冬奇 氏)
制作アーティスト
京町絵師
冬奇 氏
一九七五年、神奈川県生まれ。高校卒業後、一度上京し翌年、日本文化の中心地、京の都へ上洛。日本画を学んだのち、手描き友禅職人として「青々」にて十五年従事する。そこで感じた日本の伝統文化、伝統美と精神性、守り伝えるべき普遍性を探求しながら、自身の絵を現代生活にふさわしい形に進化させ、文化的な貢献を国際的に行うことを目指す。国内外、衣食住すべてのジャンルにデザインを提供を行う、京の町絵師。
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